[完成品] 1/32スケール ハセガワ製日本陸軍 一式戦闘機 『隼』 Ⅱ型中島飛行機製飛行第64戦隊模型サイズ ： 全長 ： 279mm 全幅 ： 339mm 全高 ： 97mm
ハセガワ製１／３２スケールの大スケールの大迫力の模型です。塗装はエアーブラシによる吹付塗装です。塗装色は機体上面が中島系陸軍濃緑色、下面は銀色塗装(無塗装を表現)、機体内部は中島系機体内部色、機首上面はつや消し黒色塗装です。プロペラ、スピンナーはレッドブラウン日本機プロペラ色、タイヤはタイヤブラックつや消しとなります。キャノピーの可動部は接着していませんので、『開』、『閉』を選択してディスプレー出来ます。プロペラ、カウリングは接着していませんので、取り外して中島ハ－１１５型発動機を見せた[一式戦闘機『隼』Ⅱ型について]一式戦闘機『隼』は陸軍が97式戦闘機の後継機として開発された主力戦闘機です。緒戦では速度と運動性能の良さを生かしてインドシナ方面で有名な加藤隼戦闘隊をはじめ各陸軍飛行隊が英軍やオーストラリア軍を相手に大活躍しました。出品した機体は加藤隼戦闘隊と呼ばれた飛行第64戦隊になります。Ⅱ型はⅠ型から発動機を出力アップした中島ハ－１１５型に換装したタイプで。海軍の零式艦上戦闘機３２,２２,５２型に搭載していた中島栄21型発動機の陸軍版です。設計は前の97式戦闘機と同じく、糸川英夫技師の設計でした。余談になりますが、糸川英夫技師(後に博士)は、中島飛行機から東大航空研究所(後の航空宇宙研究所、現JAXA )に移籍し、ロケットの研究開発に携わり、『日本のロケットの父』と呼ばれています。博士の功績を称え、小惑星探査衛星は博士の設計した傑作機の名前を取り『ハヤブサ』と命名され、行く先の小惑星は博士の名前を取って『イトカワ』と命名されました。